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Concept
敷地は広く、南向きで南北方向に長く平静な住宅地の一角にある。
南側には道路があり開放的だが、それ以外の3方向は住宅に囲まれている。
ＬＤＫと客間を敷地の北側に配置しガレージと玄関 和室を西側と東側に寄せ建物で中庭を取り囲むコート型とした。
ＬＤＫは3方向を建物の壁で囲み、道路から離すことによりプライバシーを確保した。
一般的なコートハウスの中庭にありがちな閉塞感を無くすため と光や風が通るようガレージと和室は平屋とし道路側の塀は人の視線が見え隠れする高さで止め、ガレージにシャッターは取付けなかった。
完全なコートハウスにすればプライバシーが保たれデザイン上も格好良いが、道路側は防犯のことを考え一部を開放した。
玄関にはガレージと家族用の玄関、クローゼットを接続。
ＬＤＫには吹抜を設け高窓の1ヶ所は開閉することができ、階段の北側に坪庭を設け通風用の小窓を取付け南北の通風を確保した。
この開放的なＬＤＫの空間の広がりはプライバシーが確保された中庭に続いている。
ＬＤＫ24帖に客間と洗面脱衣室 階段を接続し家事動線が最短ですむようにした。
外に閉じ内に開く コート型ハウスにすることによりプライバシーを確保し、周辺環境から緩やかにつながった開放的な中庭から採光通風を取る計画とした。
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