限られた敷地を有効利用し開放的な
内部空間を確保した家 |
Concept
敷地は南向きで南北方向にやや長いく平静な住宅地の一角にある。
敷地北側に並列に駐車スペースを3台確保。
限られた敷地を有効に利用するため一番気持ちの良い東南の角を小庭としそれを囲むようなL型で建物を計画。
リビングを南側の境界付近まで寄せ、隣家からの視線を避けるため1階のリビングの南側の壁にはあえて窓は取り付けず、上部に吹抜を設け高窓から光を取り入れ、夏は陽の光を遮り、冬はリビングと続き間の北側の和室にも陽の光が落ちるように、屋根の軒先の出と高窓の高さを検討。
南側に建物が建つ可能性があるので、吹抜の東側にも高窓を設け南側の高窓と高さを変え光を分散。
ダイニングキッチンを一番気持ちの良い東南の角の小庭に面させ、テラスを設け隣家の視線を遮る壁や植栽で癒しの空間を計画。
1階は廊下を無くすことでLDK19帖と和室4.5帖と階段吹抜を合わせると25帖の開放的な空間となる。
ダイニングキッチンの南側に大きな開口部を設け外部の小庭と続けることで視線が通り更に開放感が増すようにし、LDKと続き間の日頃オープンで使う和室は、床を少し上げ下を収納に、間仕切り障子の鴨居は天井に埋込み違和感を無くし開放的に感じるよう計画した。
限られた敷地を最大限利用し、外部からの視線をコストを上げずに遮り、開放的な内部空間を確保した。
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